ベガ制作(10cmユニット、小型塩ビ管スピーカー)

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■小型塩ビ管スピーカー ベガ制作
以前のブログで紹介しましたように、コニさんの「櫓(やぐら)」に刺激を受け、持ち運びができる小型スピーカーを作ろうと試行錯誤を続けてきました。
ようやく完成したのがこの「ベガ(VEGA)」です。
ベガとはこと座のα星のことで、おりひめ星(織女星)とも呼ばれています。
ユニットはBM-BOSCHMANNの10センチコアキシャルユニット「B-483S」で、中低音用、中音用、高音用のスピーカーが一つのユニットに収まっています。
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10センチという小口径スピーカーに3wayが必要なのかという議論はあろうかと思います。私もそう思います。
実はこのスピーカーは私が「集まれ塩ビ管スピーカー」のサイトを参考にボイド管を使って一番最初に試作した時に使用したユニットで、とりあえず何でもいいから・・・とオートバックスで購入したものです。
試作機のわりには、そこそこいい音が鳴っていたのを覚えています。
今回のベガ用にいろいろなユニットを試してみて一番音が良かったので、最終的に採用しました。なぜ3wayなのかはこの際深く追及しないことにします。音が良ければ全て良しです。
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スピーカーユニットは価格やメーカー、見た目だけでは判断できません。実際に音を鳴らしてみて初めてその真価が分かります。どれだけ高価なユニットを使ってもショボい音しか鳴らない場合もあります。だからこそスピーカー作りは楽しいのです。
さてエンクロージャーは極めて単純です。上から順番にいきますと、VU100のフタ、VU100のT字管、VU100のソケット継手となっています。
一番下のソケット継手にはバスレフホーンを仕込んでいます。おなじみのハイスピードコンクリートホーンです。
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ユニットの取り付け方法は概ねいつもの通りのフロート方式ですが、一つだけ工夫した点があります。いつもはユニット背面の磁石部分に板付けナットを瞬間接着剤でダイレクトに接着しているのですが、今回は背面磁石部分に10ミリ厚の円形の木材を接着剤で強固に接着し、その木材に板付けナットをネジ止めしています。
こうすることにより、より衝撃に強くなります。
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さて、実際の音の感想です。
このサイズのわりには低音も充分出ています。中高音は張り出し良く、メリハリの効いた元気のよい音です。ただ中高音が強くて長時間聴いていると少し聴き疲れします。
そうはいっても私の評価基準では合格の範囲内に入っています。
ちなみにリスニングポイントでの周波数特性グラフを下に紹介します。
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■試行錯誤の末、不採用となったユニット
このエンクロージャーに様々なユニットを試してみましたが、試聴の結果不採用となったユニットを念のため紹介しておきます。
価格が高くても音が良いとは限りません。トライアンドエラーの連続です。

<ベガ試作品 TangBand W3-1231SH>
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<ベガ試作品BOSCHMANN B-1203JX>
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<試用ユニット ADDZEST SRT1252>
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この記事へのコメント

suisyu
2008年11月03日 20:09
完成しましたね。
あたりを付けてユニット選びをするのですが、他のユニットならどういう風なのか?いつも疑問です。そして次は又形状の新しい物へと興味が移ります。今回は
この作のために何本もユニットを試された。それだけでもユニット選びの難しさを痛感します。
時間をかけて練り上げてゆく。スピーカー作りの本道だろうと思います。
オフ会会場のあの低音食いの部屋でどう鳴るのか楽しみです。
地蔵
2008年11月03日 20:35
suisyuさん
ユニット選びは大変であると同時に楽しみでもあります。思いもかけない良い音に出会ったときは飛び上がるほどうれしくなります。
今回のアルタイルでのB-483Sがまさにそうでした。
*オフ会会場ではこのベガは低音が出ずに苦しむと思います。ベガには6畳間くらいがちょうどいいように思います。

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