![]() ■スピーカー壊れる■ ところで、スピーカーの変遷の話が途中で止まってしまいました。ONKYOのD77まで説明しましたよね。 D77を10年も使い続けるとコーンのエッジ部分がぼろぼろになってきました。大阪弁で言うと「そんなアホな!」というくらいのぼろぼろ状態です。設計段階でそれくらい予想しろよ!と怒りに震えるくらいぼろぼろです。 そのころは他にいろいろお金を使う必要があったのでスピーカーを買い替える余裕がなく、何とか安上がりに修理できないものかと考えました。30センチウーハーを新品で購入すれば思いっきり高いですし・・・。そこで目を付けたのがカーステレオ用のサブウーハです。新品で結構安いものを見つけてオリジナルのウーハと付け替えました。ついでにスコーカーも付け替えました。 低音は結構出たのですが、全体のバランスが悪く、今一つの感じでした。ただこの時は音よりも画の方を重視していましたので、何とか我慢して過ごしました。 ■あこがれのJBL購入。でも、んっ???こんなはずでは・・・■ ![]() しかし、1年もすると何とも我慢できなくなってついに次期スピーカーを購入してしまいました。若い頃から憧れていたJBLの「4312B MKU)」です。設置してしばらくエージングしたのですが、なかなか自分の好みの音になりません。低音も超低音まで伸びていませんし、中高音のキレも今一つでした。こんなはずでは!?と何度も気を取り直して聞いてみたのですが、この印象は最後まで拭えませんでした。 そして購入後1年してからついに手放す事態となったのです。頭の中で抱いていたJBLの理想の音と、現実とのギャップに翻弄された1年でした。今思えばアンプの力不足があったのかも知れませんが・・・。 その後は急速にオーディオへの興味が冷め、ビジュアルに傾倒していったので、スピーカーはユニット交換後のD77改をだましだまし使い続けておりました。 その後、運命の出会いがあろうとはその時は知る由もありませんでした。 ■衝撃的だったタイムドメイン理論との出会い■ ![]() それは2006年の春頃でした。 ベンチャー企業の創設者達の話を聞くセミナーがあり、聴講する機会がありました。 何人目かの演者にタイムドメインの由井(よしい)社長が登場しました。 彼は小さな卵型をしたスピーカーを机の上に2つ並べ、女性ジャズボーカルをいきなり鳴らし始めました。と、その音の良さに会場の参加者がどよめき、次に耳をそばだてました。iPODにつながれたそのアンプ付き超小型スピーカーは「タイムドメイン ミニ」でした。なんでこんな小さなスピーカーからこんなに豊かな低音とクリアな中高音が出るのだ!? 今までの私のオーディオ歴から考えても理屈では理解できませんでした。しかし身体(耳)はこれは良い音だと本能で感じています。 訳が分かりませんでした。そしておもむろに由井氏の話が始まりました。某大手オーディオメーカーに在籍していたこと、自分の理想とするスピーカーを作るために会社を飛び出し、起業したこと、タイムドメイン理論のこと、等などを話されました。 時間はあっという間に過ぎ、私は今までの自分のスピーカーに対する考え方が間違っていたのを知ることとなったのです。 それまで自分の中で何となく感じていた矛盾や不満点を由井氏は理論的に解決してくれたような気がしました。一気に目の前の霧が晴れたようでした。 大型ユニットでなくても低音は出る。 バッフルなんてものがあるから音が濁る。 エンクロージャーとスピーカーユニットが振動を共有してはいけない、つまり直接接していてはいけない。 振動するのはコーン紙のみでなければならない。そのためには仮想グランドが必須である。 F特ばかり気にするから時間軸に目が向かなくなり、大事ないかにパルス波形を忠実に再生するかがおろそかになる。 由井氏はこれらのことをとうとうと語ってくれました。この理論は本物だと感じたのです。私は衝撃を受けました。 ■さっそく、タイムドメインミニを購入■ ![]() セミナーから帰ってすぐにネットでタイムドメイン理論と由井氏の情報を収集した後、ヤフオクで「タイムドメイン ミニ」を検索し、さっそく購入しました。 商品が届き、自宅で聞いてみました。やはり良い音です。すごい!これまでこのサイズのパソコン用アンプ付きスピーカーを数多く聞いてきた私としては、信じられませんでした。 しばらくこれで満足していたのですが、やはり私のオーディオの虫はこのままでは許してくれませんでした。これまでビジュアルの方に力点を置いていたのが、これを機会に一気にオーディオの方に加重がかかってしまったのです。 タイムドメインミニは小音量で聞いている分には良いのですが、大音量にしていくと、やはり音が割れていくのです。小音量時もバランスが良い音なのですが、重低音が物足りません。 セミナーのときに聞いて頭には入っていたのですが、「YOSHII9」という最高級のスピーカーがあるのです。何と価格は約30万円です。はっきり言って高くて買えません。何とか方法はな いものか・・・、と、思い付いたのが、「タイムドメイン ミニ」をボイド管(セメントで円柱を作るための紙筒です)に上向きで押し込んでみようということです。 期待どおり低音が出てきました。 ん・・・!?!?、これなら自分でも作れるじゃないか! ということでネットで検索しまくりました。 そこで見つけたのが「集まれ塩ビ管スピーカー」のページだったのです。 そうしたら、いるわいるわ、私と同じようにYOSHII9型のスピーカーを自作している人がわんさかいらっしゃるのです。 私はうれしくなって、このページを熱心に読み始めました。 いろいろなアイデア、工夫が盛り込まれたユニークなスピーカーが満載でした。 そこで、私は自分の構想と「集まれ塩ビ管スピーカー」に投稿されたスピーカーを参考にしながら自作スピーカーのアイデアを練っていきました。 (私のオーディオ歴はこれにてひとまず終了。次回は「私のオーディオ感」です。) |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|---|
現有システム(9)★スピーカー編★
■魅惑の「自作塩ビ管スピーカー」。惚れてます■ タイムドメインに出会ってから、これまで地蔵1号→地蔵2号→ジラフ→ハマー→タイタン→ジュピターと塩ビ管スピーカーを自作してきました。これらすべてを「集まれ塩ビ管スピーカー」に投稿しています。その音質についてはとても満足してます。(自作なので自惚れがあるのはご容赦下さい。) 現在はほとんどジュピターばかり聞いています。自作を重ねるにつれてやはり音のレベルが上がっていくものですね。今のところジュピターの... ...続きを見る |
地蔵の気まぐれブログ 2007/05/03 15:29 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
>地蔵様 オーデイオ歴(3)は凄くてとてもつきあいきれませんが、私もTimeDomeinMiniの購入がきっかけでタイムドメイン方式の良さを実感しましたが、所詮Miniでは我慢できず、かといってYoshii9は高価すぎて手が出ないので自作を考えていたときに「集まれ塩ビ管スピーカー」に到達して、皆さんの製作例を参考にエリックFE-85Kを製作して関西オフ会に参加をさせていただいたのが始まりです。その後は泥沼に足を取られたようにはまりこんでしまって・・・・ます。 |
エリック 2007/02/13 19:23 |
エリックさんへ |
地蔵 2007/02/13 22:06 |
当サイト宣伝頂きありがとうございます。m(__)m |
「集まれ塩ビ管スピーカー」のたてちゅう 2007/02/14 09:06 |
小生もテレビ音声用にMini、パソコン用にLightを愛用しています。 |
コニ 2007/02/14 22:26 |
たてちゅうさんへ |
地蔵 2007/02/14 23:28 |
コニさんへ |
地蔵 2007/02/14 23:30 |
お互い切磋琢磨、情報交換してよりよい音を目指して楽しみましょう。 |
コニ 2007/02/15 14:54 |
ブログ楽しみに見ています。オーディオ暦たいしたもの、お見それしました。今後も塩ビ管スピーカー製作頑張ってください。あれこれ難題を吹っかけるかも知れませんが、よろしく。 |
kawatako 2007/02/16 12:23 |
コニさんへ |
地蔵 2007/02/16 22:00 |
kawatakoさんへ |
地蔵 2007/02/16 22:07 |
地蔵さん |
コニ 2007/02/16 22:31 |
コニさんへ |
地蔵 2007/02/17 09:23 |
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